【最新版】長期優良住宅×ZEH×BELSの違い|基準・メリット・どれを選ぶべきかを完全比較
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【最新版】長期優良住宅×ZEH×BELSの違い|基準・メリット・どれを選ぶべきかを完全比較

家づくりの情報を見ていると、必ず出てくるこの3つ。
長期優良住宅
ZEH
BELS
この記事では、「違い」と「選び方」がスッキリわかるように、ひとつずつかみ砕いてお話しします。
家づくりの情報を見ていると、必ず出てくるこの3つ。
長期優良住宅(ちょうきゆうりょうじゅうたく)
ZEH(ゼッチ)
BELS(ベルス)
きっと一度は、こんなモヤモヤを感じたことがあると思います。
名前が似ていて、正直よくわからない…
結局、どれが「一番いい家」なの?
認定を取らないと損をするの?
営業さんに言われるまま決めて大丈夫…?
大丈夫です。
この記事では、住宅の知識ゼロの方でも「違い」と「選び方」がスッキリわかるように、ひとつずつかみ砕いてお話しします。
いきなり細かい話に入る前に、
3つの制度をひとことで並べてみます。
制度 | 一言でいうと | 何を重視している? |
|---|---|---|
長期優良住宅 | 長く大切に住める家かどうか | 家の「寿命」と「資産価値」 |
ZEH | エネルギーがプラスマイナスゼロの家 | 光熱費・CO₂・太陽光発電 |
BELS | 省エネ性能の“通信簿” | 省エネ性能を星の数で見える化 |
ポイントは、
どれが一番エライ、という話ではなく
「どの観点から良い家かを見ているか」が違う
ということです。
長期優良住宅は、
ざっくりいうと、
「この家は長く安心して住めるように、しっかり作って、ちゃんと手入れしていきますよ」
ということを、国がお墨付きしてくれる制度です。
少し専門用語も出てきますが、やさしく言いかえると…
耐震性
地震にどれくらい強い構造か
劣化対策
土台や柱など、長く持つような工夫がされているか
維持管理のしやすさ
将来、配管の交換などがしやすいか
可変性
家族構成が変わったときに、間取りの変更がしやすいか
省エネ性能
断熱・気密などが一定以上の基準をクリアしているか
住戸面積
あまりにも狭すぎないか(最低限の広さ)
維持保全計画
「何年ごとに、どこを点検・補修するか」の計画があるか
イメージとしては、
“丈夫さ+長持ちさ+メンテしやすさ”の総合セット
という感じです。
住宅ローン控除や固定資産税などで税制優遇が受けられるケースがある
「長期優良」として売り出せるため、将来の売却時にも有利になりやすい
設計段階から長く住む前提で作られるので、安心感が高い
通常の家より仕様が良くなる分、コストが上がる(目安として数十万円〜)
書類や申請の手間がかかる
細かい基準があるため、仕様の自由度が少し制限されることも
「一生の家として大事に育てていきたい」
「家の資産価値を意識したい」
「長く安心して住めるかどうかをきちんと確認したい」
という方には、とても相性の良い制度です。
ZEH は
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の頭文字です。
ひらたく言うと、
断熱などでエネルギーの無駄を減らしつつ、
太陽光発電で自分の家のエネルギーをまかなう家
です。
断熱性能が高い
→ 家の中の暑さ・寒さが外に逃げにくい
省エネ設備を使う
→ エアコン・給湯器・照明などを効率の良いものに
太陽光発電をのせる
→ 家の屋根などに太陽光パネルを設置
そのうえで、
1年間で使うエネルギー量
≦
1年間で創る(発電する)エネルギー量
を目指す考え方です。
光熱費が安定しやすい
→ 特に電気料金が上がっている今の時代には大きな安心
国や自治体の補助金の対象になることが多い
太陽光+蓄電池を組み合わせると
→ 停電時もある程度自宅の電気をまかなえる
太陽光発電の設置が前提なので、初期費用がある
屋根の形・大きさによってはパネルがあまり載せられないことも
日射量(地域・方角)によって、発電のメリットの出方が変わる
「電気代の将来が不安」と感じている
災害時のことも考えて、電気の自給自足に近づきたい
環境負荷を減らすことも大切にしたい
という方に、特に人気です。
BELSは、
建物の省エネ性能を、第三者機関が客観的に評価してくれる仕組み
です。
イメージとしては、
家電の「省エネラベル」
ホテルの「星の数」
に近い存在です。
断熱性能を表す指標(UA値など)
その家が年間で使うエネルギー量の計算結果
これらをもとに、
⭐1〜⭐5までの「星マーク」で
省エネ性能のランクを表示します。
一般的には、
⭐3…「基準はクリアしているね」
⭐5…「かなり省エネ性能の高い家だね」
というイメージになります。
パッと見て性能を比較しやすい
「言った・言わない」ではなく、第三者の評価として残せる
将来、売るときや貸すときにも性能の“証拠”として使える
BELSの星の数が高くても、
→ 実際の住み心地は「設計」と「施工の丁寧さ」でかなり変わる
「星が多い=必ず理想通りに快適」とは限らない
あくまで、
「省エネ性能の数字面を、わかりやすく表示したラベル」
と理解しておくと安心です。
「数字でちゃんと性能を確認したい」
他の会社の家と、客観的に比較する軸がほしい
という方には、とても役立つ制度です。
ここまでを、もう一度コンパクトに整理します。
制度 | ざっくり役割 | 何を守る? |
|---|---|---|
長期優良住宅 | 家そのものの「長持ち度」の証明 | 家の寿命・資産価値・構造の安心 |
ZEH | エネルギー収支の考え方 | 光熱費・環境負荷・災害時の安心 |
BELS | 省エネ性能を星で見える化 | 性能を数字で比較するための“通信簿” |
イメージとしては、
長期優良住宅…「家の骨格・中身をしっかりさせる制度」
ZEH………「暮らしのランニングコストとエネルギーの話」
BELS……「その省エネ性能を“ラベル”として貼る制度」
という感じです。
ここは、少しだけ本質的なお話です。
どの制度もとても大切ですし、
取っているに越したことはありません。
ただし、
✅ 認定は「最低ライン+αを満たしていますよ」というサイン
✅ でも、“本当の住み心地”は別の要素でも大きく変わる
という点は、覚えておいていただきたいところです。
例えば…
断熱材の入れ方が雑だと、数字通りの性能が出ない
設計が悪くて、日当たりや風通しがいまいちになる
動線・収納計画がイマイチだと、毎日のストレスにつながる
など、認定だけでは見えない部分がたくさんあります。
だからこそ、
「認定を取っているか?」
+
「設計の考え方・施工の丁寧さはどうか?」
この両方をセットで見るのがおすすめです。
「うちの場合、何を重視したらいいんだろう?」と迷う方へ、
ざっくりとした目安を置いておきます。
長期優良住宅 × ZEHの組み合わせが人気
長く安心して住める構造・性能
光熱費を抑えやすい暮らし
ZEHベース+必要に応じて長期優良
毎月の光熱費のブレを減らしたい
将来の電気代の不安をやわらげたい
長期優良住宅を軸に検討
将来のメンテナンス・住み替えリスクも含めて安心感を重視
長期優良 + BELS表示(+必要ならZEH)
「この家は、こういう性能で、こういう基準を満たしています」
と第三者が評価している情報があると、将来の選択肢も広がります。
この記事を書いた人
株式会社マイホム PlusMe事業本部
西村 賢
PlusMe マーケティング担当。 スーモカウンター、神奈川の工務店を経てWEB戦略を担当。住宅検討者と向き合ってきた経験と、自身も子育てをする父としての視点から、実務に基づいた情報を発信している。
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