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【最新版】用途地域とは?種類・建てられる建物・“家が建つ場所の性格”を完全ガイド

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【最新版】用途地域とは?種類・建てられる建物・“家が建つ場所の性格”を完全ガイド

家づくりを始めると、まず最初にぶつかるのがこの言葉。

「用途地域(ようとちいき)」

「この用途地域なら、子育てにも良さそう」

「この土地が安い理由もなんとなくわかる」

と、自分の軸で判断できる状態になれるよう、やさしく整理していきます。

-はじめての土地探しでも迷わない、“街の性格”の見分け方 -

家づくりを始めると、まず最初にぶつかるのがこの言葉。

「用途地域(ようとちいき)」

資料やポータルサイトに当たり前のように出てくるのに、

  • 名前からして難しそう…

  • 「住宅地って書いてあれば、どこでも同じじゃないの?」

  • 結局、どこを見て選べばいいの?

こんなモヤモヤを抱える方がほとんどです。

でも大丈夫です。

この記事を読み終わるころには、

  • 「あ、このエリアはこういう暮らしになりそうだな」

  • 「この用途地域なら、子育てにも良さそう」

  • 「この土地が安い理由もなんとなくわかる」

と、自分の軸で判断できる状態になれるよう、やさしく整理していきます。

1️⃣|用途地域とは? まずは“ざっくりのイメージ”から

🧠 一言でいうと「街の役割分担ルール」

用途地域(ようとちいき)とは、

このエリアは主に“どんな用途(使い方)”の建物を建てる場所にするか

をあらかじめ決めているルールです。

なぜそんなことを決めるのかというと…

  • 静かに暮らしたい住宅地の中に、突然大きな工場が建たないように

  • 子どもが安心して歩けるように

  • お店・事務所・住宅・工場がごちゃごちゃに混ざらないように

  • 街全体として、暮らしやすく・安全に整えるため

という理由があります。

少し例え話をすると…

街=学校

用途地域=クラス分け

・住宅系 … 静かに勉強する教室

・商業系 … にぎやかな体育館・文化祭エリア

・工業系 … 音や作業のある技術室

というイメージです。

これがきちんと分かれているおかげで、

  • 「静かな住宅街で落ち着いて暮らせる」

  • 「駅前はお店が多くて便利」

  • 「工場ゾーンは住宅地から少し離れている」

という“空気感の違うエリア”が生まれています。


2️⃣|用途地域は全部で13種類

「住宅系 → 商業系 → 工業系」とだんだん“にぎやかさ”が増える

用途地域は、細かく分けると13種類ありますが、

今の時点では“性格”だけつかめればOKです。

🏡 住宅っぽいエリア(静か・落ち着く)

1|第一種低層住居専用地域

  • もっとも静かな住宅地

  • 2階建て程度の家が中心

  • 庭付き一戸建てが多い

    →「閑静な住宅街」という言葉が似合うエリアです

2|第二種低層住居専用地域

  • 基本は第一種低層と似たイメージ

  • ただし、小さなお店や事務所が建てられる場合も

3|第一種中高層住居専用地域

  • マンションやアパートが増えてくるエリア

  • それでも住宅が中心なので、比較的落ち着いている

4|第二種中高層住居専用地域

  • 住宅+少し大きめの店舗や事務所が建てられる

  • 幹線道路沿いなど、「便利さ」と「音」が混在するケースも

5|第一種住居地域

  • 住宅地の“ど真ん中”的な存在

  • 住宅がメインだけど、1階部分に店舗が入るマンションなどもOK

  • 「暮らしやすさ」と「静けさ」のバランスが良いエリア

6|第二種住居地域

  • 住宅に加え、大きめの店舗や施設も建てやすいエリア

  • 便利さは高いが、人や車の行き来も増えやすい


🛍 お店が多いエリア(にぎやか・便利)

7|近隣商業地域

  • スーパー・ドラッグストア・飲食店など、日常使いのお店が集まりやすい

  • 住宅も建てられるので、「住む+買い物が近い」が両立しやすい

8|商業地域

  • 駅前・繁華街など、ビルや店舗が中心

  • 夜も人の動きや明かりが多い

    →「便利さ最優先」「にぎやかさOK」という方向けのエリア


⚙ 工場などが入るエリア(作業音・においの可能性も)

9|準工業地域

  • 住宅も建てられるが、工場や倉庫も建てられる

  • 場所によっては作業音・トラックの出入りなどが気になることも

    →「ガレージハウス」「店舗併用住宅」など、用途によっては相性◎

10|工業地域

  • 工場や倉庫がメイン

  • 住宅も建てられますが、一般的な“子育て住宅地”としてはあまり選ばれません

11|工業専用地域

  • 住宅は建てられません

    → 完全に工業に特化したエリアです

(※このほかに、特定用途制限地域など細かい指定もありますが、

はじめの一歩ではここまで押さえておけば十分です)


3️⃣|用途地域がわかると何がいいの?|“街の未来”が少し見える

用途地域を知っておくと、

「今だけ」ではなく「将来の周辺環境」も想像しやすくなります。

例:第一種低層住居専用地域

  • 建物の高さに制限があることが多い

    → 将来、いきなり隣に“高層マンションが建つ”可能性は低い

  • 一戸建てが中心で、静かな環境になりやすい

→ 庭のある暮らし/子育て/落ち着いた生活向き


例:第一種住居地域

  • 住宅がメインだけど、店舗併用住宅や小さなお店も建てやすい

  • 「静かすぎず、便利すぎず」のバランスが良い

→「ほどよく便利」「ほどよく静か」が欲しい人に人気


例:近隣商業地域

  • スーパー・飲食店・生活に必要な施設が揃いやすい

  • 夜も人の出入りがあるため、にぎやかさはそれなりに

→ 「便利さ重視」「多少のにぎやかさはOK」なご家庭向き


例:準工業地域

  • 工場や倉庫が混在するケースもある

  • ガレージハウス・ショップ兼自宅など、こだわりの使い方ができる

→ ライフスタイルによっては“おもしろい選択肢”になるエリア


4️⃣|よくあるケースでイメージしてみる

ケース1:

「駅徒歩5分、価格も安い!ここに決めちゃう?」

用途地域:商業地域

  • 昼間は人通りも多く、便利で活気がある

  • 夜もライトアップや人の出入りが続く可能性

  • 将来、前面道路側に高いビルが建つかもしれない

→ 「静かな住宅地」をイメージしている場合は、ギャップを感じる可能性があります。


ケース2:

「少し値段は高めだけど、“閑静な住宅街”と書いてある土地」

用途地域:第一種低層住居専用地域

  • 建物の高さや用途に制限が多く、急に大きな商業施設が建ちにくい

  • 日当たりや景観が守られやすく、資産価値も安定しやすい

→ 「子育て」「静かな暮らし」「長く住む前提」のご家庭に向きます。


5️⃣|子育て世帯がチェックしたい“用途地域”

もちろん、ご家庭の価値観によりますが、

子育て世帯が安心して検討しやすいのは次のあたりです。

  • 第一種低層住居専用地域

    …静かで落ち着いた住宅街。通学環境も落ち着いているケースが多い

  • 第一種中高層住居専用地域

    …マンションもありつつ、住宅としての落ち着きもある

  • 第一種住居地域

    …住宅メイン+ほどよくお店があり、暮らしやすい“定番エリア”

もちろん、近隣商業地域や第二種住居などを選ぶご家庭もありますが、

「静けさ」か「便利さ」か、どちらを重視するかで考えてみると選びやすくなります。


6️⃣|土地購入前の「用途地域チェック」手順

実際に土地候補が出てきたら、こんな流れで見てみると安心です。

  1. 都市計画図で用途地域を確認する

    → 市区町村のホームページに載っていることが多いです

  2. その土地だけでなく、“周辺エリアの用途地域”も見る

    → 隣接した用途地域によって、将来建つ建物の雰囲気も変わります

  3. 日当たりと将来の建物をイメージする

    → たとえば、南側が商業地域の場合は将来高めの建物が建つかも…など

  4. 昼と夜、平日と休日で現地を見に行く

    → 騒音・交通量・人通りが時間帯でかなり変わる場合があります

  5. Googleマップやストリートビューも活用

    → 周辺の店・工場・交通量などをざっくり把握するのに便利です

  6. 可能なら、近所の人や不動産会社に“本音”を聞いてみる

    → 「この辺りは夜静かですか?」「子育て世帯は多いですか?」など


7️⃣|「用途地域だけ見ればOK」ではない理由

用途地域はとても大事ですが、

それだけで土地の良し悪しが決まるわけではありません。

一緒に見ておきたいのは例えばこんな項目です。

  • 建ぺい率・容積率(建てられる家の大きさ)

  • 高さ制限・斜線制限(日当たりや形に影響)

  • 防火地域・準防火地域(仕様・コストに関わる)

  • がけ条例・景観条例 など、地域特有のルール

  • 風の抜け方・騒音・におい

  • 駐車しやすさ・道路との高低差

用途地域は「このエリアがどんな性格か」を知るための第一フィルター。

そこから、さらに細かい条件を一緒に見ていくイメージです。

この記事を書いた人

株式会社マイホム PlusMe事業本部

西村 賢

PlusMe マーケティング担当。 スーモカウンター、神奈川の工務店を経てWEB戦略を担当。住宅検討者と向き合ってきた経験と、自身も子育てをする父としての視点から、実務に基づいた情報を発信している。

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