【完全理解】ZEHとG2の違い|エネルギー自給率と断熱性能を“暮らし目線”でやさしく解説
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【完全理解】ZEHとG2の違い|エネルギー自給率と断熱性能を“暮らし目線”でやさしく解説

「ZEHとG2って、どっちがいいんですか?」
「言葉だけは聞いたことあるけど、実はよく分かっていなくて…」
こんなご相談をいただくことも多いです。
そこで今回は、ZEHとG2の違いと、家族に合う選び方をやさしくお伝えしていきます。
家づくりのご相談の中で、よくこんなお声をいただきます。
「ZEHとG2って、どっちがいいんですか?」
「言葉だけは聞いたことあるけど、実はよく分かっていなくて…」
「省エネとか断熱とか、どこまで気にしたらいいんでしょう?」
初めての家づくりで、ここまで詳しく知っている方はほとんどいません。
「よく分からないのが普通」、というところから一緒にスタートして大丈夫です。
この記事では、
専門用語をできるだけかみ砕いて
「結局、自分たちには何が合うのか?」まで
ゆっくり整理しながら
ZEHとG2の違いと、家族に合う選び方をやさしくお伝えしていきます。
いきなり細かい数字の話に入ると、
「もうムリ…」となってしまうので、最初は“イメージ”だけで大丈夫です。
太陽光発電などを使って
「家で使うエネルギーを、できるだけ自分の家でまかなう家」
省エネ(エネルギーをあまり使わない家)にして
創エネ(太陽光などでエネルギーをつくる)もして
1年のトータルで見ると「使った分 ≒ つくった分」に近づける
という考え方です。
「冬も夏も、家中の温度が安定して快適でいられる断熱性能の目安」
壁や屋根、床、窓などから逃げる“熱の量”を減らして
家の中の温度差を小さくして
少ない冷暖房で快適に過ごせるようにする
という指標です。
イメージしやすいようにたとえ話でまとめると…
G2(高断熱)
→ 「あたたかくて、涼しい家にするための“ダウンジャケット”」
ZEH(省エネ+太陽光)
→ 「そのダウンジャケットを着たうえで、“電気も自分でつくる仕組み”」
どちらも大切ですが、
守っているものが少し違います。
性能 | 守るもの | 主な役割 |
|---|---|---|
ZEH | 光熱費・エネルギー自給 | エネルギーの出入りを整える |
G2 | 毎日の体感・健康・快適性 | 室温と暮らし心地を整える |
理想はもちろん「G2+ZEH」ですが、
「まずどちらを優先したいか?」を考えるだけでも、家づくりの軸がはっきりしてきます。
ZEH(ゼッチ)は
Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
一言で言うと…
「1年間で使うエネルギーを、できるだけゼロに近づけましょう」という考え方の家
少し噛み砕いて整理すると、
そこそこ断熱性能の良い家にして(“省エネ”)
高効率なエアコン・給湯器などを入れて(“さらに省エネ”)
太陽光発電で電気をつくる(“創エネ”)
この3つを組み合わせた状態がZEHの家です。
電気代が下がりやすい
停電時に、太陽光+蓄電池があると心強い
補助金やローン優遇が使えることがある
「省エネな家」として、将来の価値も残りやすい
太陽光発電の“初期設置費用”はかかる
断熱性能が「最低限」でZEHにしているケースもある
→ 「ZEHなのに寒い家」はここから生まれます
売電価格(太陽光発電で発生した電気のうち余った電気を売る単価)は、以前より下がってきている
G2(ジーツー)は「HEAT20」という団体が提案している
“冬も夏も快適に暮らせるための、断熱性能の目安”です。
専門的には「UA値」という数字で判断しますが、
ここでは“体感”に近いところだけ押さえればOKです。
冬の朝、リビングに行っても床が“キンッ”と冷えない
廊下やトイレ、脱衣室との温度差が小さくなる
夏、エアコン1台でも家全体が涼しくなりやすい
お子さんやご高齢の方の体への負担が少なくなる
つまり、
「家のどこにいても、だいたい同じ温度でいられる」
そんな家を目指すイメージです。
壁・屋根・床の断熱材をしっかり入れる
窓を“熱の出入りが少ないもの”にする(樹脂サッシなど)
建物の“すき間”を減らす施工(気密)をきちんと行う
このあたりをバランスよく整えていくことで、G2レベルの家に近づきます。
実際のご相談でも、
「ZEHにしたのに、思ったより寒いです…」
というお話を聞くことがあります。
理由はシンプルで、
ZEHの条件を満たす“最低ライン”の断熱性能
太陽光で「エネルギー収支」を合わせているだけ
窓や気密など、体感に直結する部分が弱いまま
というケースがあるからです。
ZEH:電気代・省エネ・補助金 → “お金とエネルギー”の話
G2:寒さ・暑さ・健康 → “毎日の暮らし心地”の話
どちらも大切ですが、
「毎日の体感」を大事にするなら G2のような断熱性能の基準
「電気代やエネルギーの自給」を大事にするなら ZEH
という整理が分かりやすいです。
理想論で言えば、
「G2レベルの断熱性能」+「ZEHレベルの省エネ・太陽光」
この組み合わせが、
体感も家計も守れる“いちばんバランスの良いライン”です。
とはいえ予算もあるので、
現実的にはこんな考え方もおすすめです。
まずは 断熱性能を優先(G2をひとつの目安に)
そのうえで、太陽光を「今つけるか」「後からつけるか」を検討する
断熱性能は“あとから”大きく変えるのが難しいですが、
太陽光は後付けもしやすいためです。
ZEH=「エネルギーの使い方と、太陽光での自給」を考えた家
G2=「冬も夏も、家中の温度を快適に保つための断熱性能レベル」
ZEHだけだと、設定次第では「光熱費は安いけど寒い家」になることも
G2だけだと、体感は最高でも「太陽光なしだと電気代メリットが限定的」なことも
将来のことまで考えるなら
→ “G2レベルの断熱性能 × ZEHレベルの省エネ+太陽光” が理想
家は「建てた瞬間」だけでなく、
毎日の暮らしと、30年後の家計までじっくり守ってくれる存在です。
そのためのひとつの“考え方の道具”として、
ZEHとG2を活用していただけたらうれしいです。
この記事を書いた人
株式会社マイホム PlusMe事業本部
西村 賢
PlusMe マーケティング担当。 スーモカウンター、神奈川の工務店を経てWEB戦略を担当。住宅検討者と向き合ってきた経験と、自身も子育てをする父としての視点から、実務に基づいた情報を発信している。
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